制度信用取引 6ヶ月 と 一般信用取引
証券会社が窓口となって証券金融会社と取引する制度信用取引 6ヶ月と証券会社が運営する 一般信用取引があり取引方法は 信用買い(融資の信用銘柄)と 信用売り《またの名を カラ売り》(貸株の貸借銘柄)があります。
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制度信用取引は証券取引所の公表している制度信用銘柄選定基準に適合した銘柄を取引するもので返済期限は6ヶ月以内と決められており金利も証券会社で違いはありますが一般信用取引よりも低く設定されています。
一般信用取引は証券会社が運営しておりルールは証券会社で自由に取り決めができます。
取引銘柄
制度信用取引 6ヶ月の日証金が扱う銘柄ですが平成27年末発表で3497銘柄中 信用買いのできる銘柄は3488銘柄(市場の99.7%)信用売りのできる銘柄は2036銘柄(市場の58.2%)となっており証券会社が窓口となって信用取引できます。
一般信用取引は各証券会社で異なります。制度信用でカラ売りできない銘柄などを取り扱っていたり一般信用取引でカラ売りができない証券会社もあります。
売買手数料
信用取引は新規取引時と返済取引時に手数料が掛かります。手数料の代金は証券会社で違いがありデイトレは無料の証券会社もあります。手数料だけでなく売買ツールなどトータルで考えて選ぶと良いでしょう。管理人うねジローはSBI証券のスタンダードプランで使用しております。
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信用取引金利
売買手数料の他に1日単位で金利がかかり金利の表示は年利のため 売買金額×年利÷365日 で1日当たりの金利額を算出します。
制度信用取引の金利は証券会社で若干違いがあり制度信用買いで年利約2.8% 制度信用売りで年利約1.15%となっており100万円取引したとして1日で制度信用買いは約77円 制度信用売りは約32円の金利がかかります。
一般信用取引の金利は証券会社で違いがあり制度信用取引より割り高な証券会社が多いです。
他にSBI証券ではHYPERカラ売りというものもあり制度信用では取り扱っていない銘柄もカラ売りでき金利が1日単位で変動するものもあります。
金利や逆日歩ですが水曜日以前のエントリーで水曜日の手仕舞いですと3営業日後の翌週の月曜日の処理になるため土日の分も金利を支払わなくてはいけません。(祝日を挟む場合は祝日の分もかかる)逆日歩がかかっているときや大型連休の時はこのロジックちょっと気にしても良いかも?ですね。
金利や手数料が極端に安い証券会社は注意が必要になります。開発に力を入れていないとかシステムが不安定だったり改善や対応が遅いなどあります。致命的なのが通常時は動いているが金融緩和や暴落の時など注文が殺到する大事な所で動かないことですね。
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管理費 ( 制度信用取引6ヶ月と一般信用取引共通 )
管理費として保有1ヶ月を超えるごとに単元株は10銭×株数 1株単位は100円×株数で下限100円~上限1000円(税抜き)で返済取引時に徴収されます。
名義書換料 ( 制度信用取引6ヶ月と一般信用取引共通 )
信用買いで権利確定日をまたいで保有した場合 名義書換料として1単元当たり×50円(税抜き)かかります。
例 1000株保有で単元が100株の場合10×50=500円(税抜き)
信用取引にはいろいろな制度がありますね。これだけでは無くまだまだ重要な制度が他にもあります。
次回は 逆日歩(品貸料)をお伝えします。
※ 注 意 事 項 ※ はこちら 必ず見てください。
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